だれかと一緒に暮らすとなると、家事がうまく分担できるか、いかに協力できるかはとても重要。
けどいざ《 分担 》してみると、うまくいかなかったりするんですよね…。
今回は《 気付いた方がやる 》がうまくいかない理由と、おすすめの家事分担方法について解説します!
家事分担は、同棲生活の中でも重要なポイントです!
《気づいたほうがやる》がうまくいかない理由
よく《 気づいた方がやる 》という分担方法を聞くと思います。
でもじつは、この方法にはいくつか問題点があります。
気づくタイミングに個人差がある
ひとつめは、気づくタイミングには個人差があるということです。
家事をやる習慣がない人って、そもそも気づくのがちょっと遅いんですよね。
さきに気づける人はいつも同じ、ってことも多いと思うんです。
家事をあまりやらない人は、なかなか気づいて動いてくれません。
結局「またやってない…」と、気づいていないこと自体にもイライラしてしまうんですよね。
分担しても、分担どおりにいかないことも多い
ふたつめは、分担どおりにいかないケースも結構おおい、ということ。
たとえば、私たちは2人とも働いていて、時間も不規則です。
帰る時間も、手があくタイミングもそれぞれ。
このように、タイミングと自分の分担があわないことって、わりとたくさん出てきます。
最初に役割を決めても、結局分担どおりにいかないことも多いんですよね。
分担したことを、相手に任せきりになってしまう
結構重要な問題点なのが、分担したことを相手に任せきりになってしまう、ということ。
《 分担 》として決めたことで、その仕事を「相手の役割だから」とまかせきりになってしまうんですよね。
相手が担当の家事ができてないのを見つけると、「なんでやってないの?」と感じてしまう。
これは喧嘩の原因になりやすいところなんです。
《名もなき家事》は分担できない
これも重要な問題点です。
生活の中には、小さな《 名もなき家事 》が山のように存在します。
たとえば、
- 玄関の靴を揃える
- ゴミ箱に新しいゴミ袋をセットする
- 洗い終わった食器をしまう
- 余分に炊いたご飯を冷凍する
このように。
どれもすごくちいさなことです。
このちいさな《 名もなき家事 》は、やっている方には負担がつのっていくのに、やっていない方は気づいてすらいないことが多いんです。
でもここまで細かく探し出して分担するのは、無理がありますよね。
この《 名もなき家事 》を分担できないことが、おおきな問題点です。
おすすめの分担方法は「〇〇」を約束すること
気付いた方がやるのがうまくいかないなら、どうすればいいのか。
それは、たった1つ、ある約束を決めること。
その約束というのが、こちら。
これだけ。
細かい分担も、時間も、方法も決めません。
ただシンプルに、《 相手がやっていたら自分もやる 》ということだけです。
わかりやすく例をあげてみます。
- 相手が洗濯物をたたんでいたら、一緒にたたむ
- 相手がご飯の後に洗いものをしていたら、自分はお風呂の掃除をする
- 相手がゴミを捨てに行ってくれたら、自分は新しいゴミ袋をセットする
こんな感じですね。
同じタイミングで家事をすることで、どちらかだけやっている、やっていないということがなくなります。
イライラもしなくなり、自然と協力することができます。
また、家に帰ってなにか家事がしてあると、
と、相手がやってくれたことに感謝して、家事ができるようになります。
感謝することで、家事分担はうまくいく
家事の分担がうまくいくコツは、相手がしてくれたことにたいして感謝すること。
相手の役割、ではなく、相手がやってくれたんだ、と考えるんです。
相手が家事をやってくれていたら、その場ですぐ「ありがとう」と伝え、自分もなにか行動しましょう。
思いやりが大切、言葉にしましょうって、よく聞くと思うんですけど。
本当に大切です。
どちらかが「ありがとう」を連発すると、つられて相手も「ありがとう」を伝えてくれるようになります。
相手が家事をやってくれなくて困っていたり。
これから同棲するうえで、どう分担しようか悩んでいたり。
そんなかたは、ぜひこの《 たった1つの約束 》をためしてみてくださいね。