今まで1回でも賃貸で家を借りたことのあるみなさん。
賃貸契約のときに入った「火災保険」のこと、どれくらい覚えていますか?
というひと、とっても多いんです!
今回は賃貸契約をするときに入る「火災保険」について、損しないためのポイントをまとめていきます。
この記事をかいたひと
【 Instagrum : @li___noi 】
火災保険は自分で選べる
これ、知ってましたか?
火災保険って、自分で選ぶことができるんです!
賃貸契約のときに、不動産屋さんに「じゃあこれ入ってね」って言われて、サインしてハンコを押して…ってやってる人、多いんじゃないでしょうか。
でもその場合、実はかなり高めな金額の火災保険に入ってるかもしれないんです!
契約を勧められる火災保険が高い理由
そもそも、火災保険の中身は3つに分けることができます。
- 家財保険
- 個人賠償責任保険
- 借家人賠償責任保険
もうちょっと詳しく説明します。
- 家財保険…建物と家財が対象。
火災、水害、落雷、盗難、水漏れなどが対象になる。 - 個人賠償責任保険…日常生活で誰かに負わせてしまった怪我や、起こしてしまったトラブルなどが対象。
慰謝料や治療費、損害賠償などが対象になる。 - 借家人賠償責任保険…賃貸の大家さんが対象。
火災や漏水などで、賃貸の部屋に与えた損害が対象になる。
この3つがセットになっているのが「火災保険」です。
補償される金額や、つけるオプションによって金額が決定します。
そして契約のときに不動産屋さんで出される火災保険は、もともとオプションが沢山ついていたり、補償金額が高いプランを出される場合が多いんです!泣
しかも②の個人賠償責任保険については、人によっては他の保険で入っている場合もあります。
自動車保険なんかにもついてたりしますね。
だからって②だけ契約しないということはできなくても、最低金額のプランにする(他で入ってるから)などはできます。
この辺りをきちんと調べず、言われるがまま火災保険に加入してしまうと、かなりもったいない金額を払うことになりかねません。
「選べるって知ってます!」ということで、おもいきって自分から言ってみましょう!
火災保険を比較できるサイト・店舗
たくさんある保険会社の中から、どの火災保険を選ぶかは借りる人の自由です。
インターネットで調べると、様々な火災保険の比較サイトが出てきます。
また、CMでも有名なほけんの窓口では、賃貸の火災保険の相談も無料でできます。
ネットで調べたけどよくわからない、どれが自分に当てはまるのか知りたい、必要な補償といらない補償が区別できない。
そんな方は、プロに話を聞くのもおすすめですよ♪
かなり親切に教えてもらえます。
引っ越すときは保険の重複加入に注意!
あと一つ注意しておいて欲しいこと。
借りていた物件から、別の物件へ引っ越す時。
割とよくあるのが「重複加入」です。
これは前の保険を解約せず、新しい保険に加入してしまってることです。
賃貸の場合、保険も2年契約になっていることも多いのですが、その契約期間中に引っ越した場合、どうなるか知ってますか?
お金は契約の時に払っているから意外と知らない、忘れてた、って人も多いのですが…。
引っ越す時にはまた新たに火災保険への加入を勧められるので、そのまま契約し、二重で加入、というパターン。
火災保険は二重で入っていても、支払いが受けられる金額は二重にはならないので、無駄になるだけなんです。
一括で契約した火災保険は返金を受けられる
物件を契約する時に、1年や2年分を一括で契約し、その契約期間より短い期間で引っ越すことになった場合。
解約手続きをすれば、残りの分はきちんと返金も受けられます。
ただしこれは、管理会社の方で教えてくれるパターンもあれば、やっぱり何も言ってくれない場合もあり…。
契約する時に保険会社からもらっている証券にかいてある番号に連絡をすればOK。
わからなくなってしまっていたら、管理会社に確認してみるのもありです。
余計な支払いをして損をするのはもったいないので、火災保険についてしっかり覚えておいて、物件を契約しに行ってくださいね♪